高齢者様のデイサービスでの音楽療法〜
「利用者さんにたっぷり歌ってほしい」というご要望がほとんど。
歌詞の文字を追うことや、言葉から回想したり情緒を感じる〜ことがメイン。でもいきなり歌う前にたっぷり笑っていただき準備運動しています!
デイサービスで私と一緒に活動しているのは、もと幼稚園の先生。
"お遊戯"を子供っぽくない方法で数を数えたり手遊びしながら運動しています。リズムや曲に合わせて上半身を中心に動かしていると、ねむっている体の機能がじわじわと蘇ってこられるのです。
たとえば手で空中で文字を書いたり、足踏みの速さを変えたり、右手の肘と左足のひざを当てるように交差していただいたり〜。
むずかしいかな・・・と私たちが想定していたストレッチ活動も、キーボードで体の動作に合わせて誰もが知っている童謡などを伴奏すると、自然とできちゃったり!こころの中で歌っているとノッちゃって動いちゃう♪
認知症の進行で不安定ぎみな方も、お隣同志でなんとなく笑い合ってたり♪
ご自身以外の活動がよく見えるように輪になって活動することもスタッフ様にご配慮いただいています。
もちろん、マラカスなど小さい楽器を使うこともあります。けれど、背中を叩いたり手合わせしたり手を握り合ったりなど、直接からだに触れてリズムを刻むほうがやっぱり安心されるようですね。
昨日は涙と笑いの中での「七夕さま」。
願いごとは何ですか?とお尋ねすると「ほしいものは、もうモノではないね!」とあちこちから・・・
来年も同じ輪の中で楽しくすごせますように☆