音楽療法の定番の楽器・トーンチャイムを肢体不自由者さんの施設で使っています。きれいな音で気持ちが和らぐだけでなく、鳴らすと鉄状の楽器全体が若干振動するので手の不自由な方に響きが伝わりやすいのです。殆どの参加者さんは自分で「持つ」「握る」ことがむずかしいのでスタッフさんの介助で一緒に持って振ります。
みんなに「せーの!」と掛け声した瞬間、柔らかい響きが「ポンっ♪」・・・やりました!お一人の参加者さんがご自分で鳴らしたんです\(^▽^)/♪。
やってみたいっ!鳴らしたいっ!
そんな気持ちの勢いが勝つと自然と体が手が動くことがあるのです。
「両上肢全廃」診断名を知ってしまうと何もできないように感じますがデキルかもしれない。音楽活動の中で可能性を探っています。
数年かかっての達成☆スタッフさんも私も大拍手で喜びました。モチロンご本人は満面のとびきりの笑顔〜v(^^)v☆